Even Hubにインストール済みのプライベートビルドは、バージョン番号を上げないと更新として反映されない。同じバージョンのまま再アップロードしても、スマホ側では更新として認識されなかった。
今回は、この仕様の中身と、実際の更新作業で遭遇した出来事、そこから得た教訓を振り返る。
この記事でわかること
- Even Hubのプライベートビルドはバージョンを上げないと更新扱いされない実情(2026年9月時点の検証)
- そもそもの更新の仕組み(設定ファイルのバージョン引き上げ)
- 実際の更新作業で遭遇した出来事
- この仕様から得られる教訓
Even Hubの更新はバージョンを上げないと反映されない
プライベートビルドの更新は、一筋縄ではいかない仕様になっている。 バージョン番号を上げない限り、再アップロードしても更新として扱われない。次の章で、その仕組みを振り返る。

そもそもの更新の仕組みはこうなっている
更新の仕組み自体は、押さえておけばシンプルだ。要点は2つある。

app.jsonのversionを上げてから再アップロードする
更新のたびに、まず設定ファイルの番号を書き換える必要がある。 設定ファイル(app.json等)に記載されているversionの値を必ず引き上げてから、パッケージ化して再アップロードする。
同じバージョンのままだとスマホ側で更新と認識されない
番号を変えずに再アップロードしても、スマホ側は素通りしてしまう。バージョン番号を上げないと、インストール済みのビルドが更新として認識されず、中身が反映されないままになる。
実際にLenski更新で遭遇した出来事
この仕様には、Lenski(自作の英単語アプリ)の更新作業で直面する形で気づいた。データ消失バグを直した話。経緯は2つある。

同一バージョンで上書きできるかの明記がなかった
そのときは、判断の拠り所になる記載がどこにも見当たらなかった。同じバージョンのまま上書きできるか、公式ドキュメントに明記が無かった。念のためバージョン番号を引き上げてからパッケージし直すことにした。
バージョンを1.0.0から1.0.1に上げたら通った
番号を1つ上げただけで、更新アップロードはあっさり通った。同じバージョンのままでは更新できなかった可能性が高い。以降は修正のたびにバージョンを上げてから再アップロードする運用にしている。
この仕様から得られる教訓
振り返っていえるのは、意外とシンプルなことだった。 中身を直しただけでは反映されないことがある、という前提を持っておくと、思わぬ空振りを防げる。バージョン番号は更新のたびに必ず見直す習慣にしておいたほうがいい。
仕様のクセを知っておくと仕事の手戻りを防げる
ツールの挙動を先に知っておくかで、後の作業効率は大きく変わる。 見た目には同じに見える操作でも、裏側のルールを知らないまま進めると無駄なやり直しが発生する。使うツールの細かな仕様を早めに押さえておく姿勢は、業務効率にもそのまま活きる。
こうした姿勢は、MOCO Worksのサービスにも根づいている。
参考・出典情報
(本記事は社内技術ドキュメントによる裏取り起点のため、外部出典なし)