愛猫との在宅ワークで気をつけたいこと5選-対策と考え方【体験談】
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猫と一緒に過ごしながら働ける在宅ワークは、憧れる人が多くいます。
しかし、ただ落ち着いて膝や近くで寝ているだけならよいですが、文章を作成しているときに邪魔したり、誤ってボタンを押してしまってメールを送信するなどのリスクもあります。
Webライターやディレクターが行う業務は、テキストの編集や作成が主な業務となりますので、致命的なミスにつながることも。
そこで、実際に在宅ワークかつ多くの猫と一緒に仕事場でも暮らしている筆者が経験した気をつけたいことに加えて、その対策方法を一緒に紹介します。
幸せな時間が多いのも確かですが、お互いに明確な線引きを作れるかが今後も無理なく働き続けるためにも大切です。
目次-気になる内容だけ読む-
猫との在宅ワークで気をつけたいこと5選
さっそく、実際に筆者が体験した猫と過ごしながら在宅ワークで気をつけたいことを、できるだけ具体的に紹介します。
- 配線へのいたずらがある
- テーブルに乗っていたずらする
- テキストが打ち込めなくなる
- 粗相やマーキングで機器が壊れる
- 遊びすぎて物や電子機器を壊す
あくまでも体験したものですから、必ずこのとおりになるというわけではありません。
ただ、意外に経験した人が多いものもあるようなので(筆者調べ)、参考にしてみてください。
配線へのいたずらがある
猫と一緒に過ごす在宅ワークでは、仕事部屋に入って暇になると配線を噛んだり、前足で器用に引っ張ったりする遊びがはじまります。
子猫の場合は歯の生え変わりでむず痒く噛みついてしまう、成猫ではちょうど良い大きさと硬さで噛む対象として優れているからなどの理由があります。
また、小さい頃から噛み癖があるときには、ちょうど良いものだと判断して「ガジガジ」してしまうことも。
こうしたことがあると、文章の作成にかぎらず在宅ワークそのものができなくなる可能性があります(よく電源やキーボードのコードをかみきられます)。
コードをどう隠しておくのか、噛まないで済む方法はないのかなど、対策を考えておきましょう。
テーブルに乗っていたずらする
猫は平気でテーブルに乗りますので、そのままいたずらすることがあります。
もともと、高いところに登りたがる習性があり、手頃な場所を見つけたと思って跳び乗るからです。
また、構ってほしい気持ちを表していることもありますので、仕事を邪魔してしまうこともあるでしょう。
パソコンやキーボードを平気で踏みますし、そこにあるコップや筆記用具をおもちゃにして遊ぶなど、例を挙げるときりがありません。
ぐちゃぐちゃなテキストを打ち込まれたり、メールの誤送信や重要な内容を消し飛ばしてしまったりしますので、小さな問題で済まないこともしばしばあります。
しつけによってうちの猫は乗らないという人もいますが、すべての人がそうした状況になるとは限りません。
テキストが打ち込めなくなる
キーボードやモニターの前など、スペースがあればくつろぎますので、文章を書く時間そのものがなくなる可能性があります。
構って欲しさに居座ってしまうと、キーボードは使えなくなりますし、モニターは見えないのでその姿を見つめるだけとなるからです。
また、移動してもらっても気に入った場所なら何度も戻ってきますから、「いたちごっこ」となることも少なくありません。
他にも、マウスを枕にしてみたり、腕を枕にして寝るなどさまざまです。
粗相やマーキングで機器が壊れる
猫は性別に関係なく、自分だけの場所にするため(縄張りとして保持するため)に、マーキングをする場合があります。
また、落ち着かない空間(不慣れな空間)で、トイレの位置がわからなかったり、ストレスが溜まったりして粗相することもあるほどです。
電子機器は水に弱いものが多いですから、パソコンからキーボードまで尿によって壊れてしまうわけです。
乾くと動作を確認できますが、においが残ってしまうため気になる人は集中できなくなります。
遊びすぎて物や電子機器を壊す
在宅ワークの環境は、面白そうなものが多くある空間ですので、遊びの一つとして物を壊してしまう可能性があります。
筆者の場合では、マウスをテーブルから落として破損したり、モニターを倒してしまって割れたりしました。
現在では、マウスをしまう・モニターアームと設置場所を変えるなどの工夫で対策しています(最初は予想外のことが多く対策ばかりしていました)。
ただ、こうした電子機器にかぎらず、その周辺のもので壊れてしまって困るなら避けたほうが良いかもしれません。
猫と一緒の在宅ワークを続けるための対策方法
猫と一緒の在宅ワークを続けるための対策方法は、以下のとおりです。
- 配線類はカバーをつけておく
- 作業テーブル・デスクはきれいにしておく
- キーボードはいつでも触れてよい状態にしておく
- 粗相やマーキングがある場合は一緒に過ごさない
- 何事があっても対応できるよう備えておく
配線類はカバーをつけておく
在宅ワークで使う機器の配線は、猫が噛んでしまわないようにカバーをつけたり、チューブを巻いたりしておきます。
デスク周りを整理するのにコードリールやカバーは活躍しますし、チューブなら太さが変わるので噛みにくくなります(チューブだけを噛むときも)。
ただ猫は賢いですから、いずれの方法も外す・引っ張り出すなどして噛むことは十分にありますので、安心せずに定期的に確認しておくとよいでしょう。
ちなみに、余裕がある場合はできるだけワイヤレスを採用し、コード類そのものをへらすのもおすすめです。
作業テーブル・デスクはきれいにしておく
在宅ワークで使うテーブルやデスクは常にきれいにしておき、余計なものを置かないことも大切です。
例えば、ペン立てやメモ帳、充電コードからマグカップにいたるまで、触れてほしくないものは出さないのが基本。
また、部屋に本や小物がある場合は、それらも触れられてよいものだけにしておきましょう。
吹き出し:紙を爪とぎに見立てて、バリバリと手で引っ掻いて駄目にするといったこともあったので注意してくださいね。
キーボードはいつでも触れてよい状態にしておく
文章やメールのテキストを作成しているとき、猫が誤って踏んでしまっても問題ない状態にしておくのがベストです。
例えば、スイッチで切り替えて反応しなくしたり、ボタンを踏まれても問題ない画面に切り替えたりする工夫が挙げられます。
筆者の場合は、いつでもすぐに切り替えられるようにスイッチを用意(本来は対応パソコンを切り替えるためのハブ)して、片方を何も繋がない状態にして踏まれてもよい形にしています。
スライド式のテーブルでキーボードを格納できる場合は、まずいと思ったら片付けるといった細かい気遣いでもよいでしょう。
粗相やマーキングがある場合は一緒に過ごさない
猫の粗相やマーキングがある場合は、そもそも在宅ワークに猫が入らない空間を作るのも一つの選択肢です。
たしかに、一緒にいられる時間は大切ですし、少しでも癒やしがほしいということはあるはずです。
しかし、物品の破損や思わぬトラブルで愛猫を叱ると信頼関係が崩れますし、何よりお互いのためになりません。
こうした問題行動と呼べるものがある場合は、無理しないで休憩時間を作って別部屋で交流するのがベターです。
何事があっても対応できるよう備えておく
猫と在宅ワークで一緒に過ごすときには、機器の破損や文章の打ち込みミスなどさまざまなトラブルに備えておくのも大切な心がけの一つ。
例えば、マウスやキーボードの予備を用意しておいたり、トイレの準備から嘔吐にも対応できる準備をしておいたりなどです。
もちろん、落ち着いて過ごしているなら必要はありませんが、ある程度まで備えておくと安心して一緒に過ごしながら在宅ワークを無理なくこなせるはずです。
在宅ワークで猫と過ごすポイント
在宅ワークで猫と一緒に過ごすポイントは、以下の2つです。
- ながら遊びはしない
- 仕事と私生活をわける
ながら遊びはしない
在宅ワークで猫と一緒に過ごす場合は、集中が途切れた瞬間にだけ軽く遊ぶといった「ながら遊び」はおすすめしません。
最初はそれで落ち着いていたとしても、慣れてくれば要求がエスカレートして仕事にならなくなるからです。
もちろん、ながら遊びだけでも満足できる猫がいるのも事実ですが、生産性は落ちてしまいますし、愛猫の気持ちにも応えられないという悪循環に陥りやすいのは明白です。
小休憩として一定時間を確保できるときだけにするなど、メリハリのある対応を続けてお互いが無理なく過ごせる状況を作り上げましょう。
仕事と私生活をわける
在宅ワークとなると私生活と仕事の境目が曖昧になりますから、生産性を高めるためにもしっかりとわけるのも一つの方法です。
猫と一緒に過ごしながらのほうが、在宅ワークがはかどることも確かにあるのですが、確実にそうなるとはいえません。
とくに、重要な文章の作成をする場合や、編集会議があるときなどは一時的に離れられる場所を選ぶのがおすすめです。
人間の都合でコントロールできるものではないですから、一定の線引きは必要になるでしょう。
猫と一緒の在宅ワークは環境づくりが大切
Webライターやディレクターなど、文章を作成する人にかぎらず、猫と一緒に過ごせる在宅ワークを希望するならある程度の用意が必要です。
お互いに無理なく過ごせる環境づくりができれば、生産性を向上しながらストレスを減らし、ゆったりとした空間にできるはずです。
ただ、動画や画像で見える表面上の「良さそう」というイメージは、実際に試してみると軽く打ち砕かれるもの。
在宅ワークでも猫と一緒に過ごせる環境を作るには、相応の工夫が必要になることも考えておきましょう。
なお、より詳しく猫のことを知りたくなったら、以下のサイトで紹介しているのでぜひチェックしてください。