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WebライターこそSidekick!生産性を高められる高速ブラウザのダウンロード方法と活用法

  • 更新日:2022/09/20
  • ツール
Sidekick ブラウザ とは

Webライターやディレクターは、タブやウィンドウを多く開く業種ですから、ブラウザは快適なものを用意するのが生産性を高めるコツです。

そこでおすすめしたいのが、Sidekickと呼ばれるChromiumをベースに作られたChromeの上位互換であるブラウザです。

筆者
最初は疑っていましたが、無料で使い続けるうちに快適さから離れられなくなり、今でもProプランでメインブラウザとして使い続けています。そもそも無料版でもChromeに戻る理由がないですね。

そこで本記事では、Sidekickブラウザの特徴や使い方、Webライターにおすすめする理由を紹介します。

最後には無料で使い続けるための公式な方法まで触れていますので、ぜひ参考にして生産性を高める一助としてください。

Sidekick(サイドキック)ブラウザとは?

Sidekick(サイドキック)

Sidekick(サイドキック)とは、Googleが提供するChromiumと呼ばれるオープンソースを使ったブラウザのことです。

簡単にまとめると、Chromeで不便だった部分を解消して、仕事用にカスタマイズされたブラウザです。

オープンソースと耳にするとセキュリティの脆弱性が心配される(WordPressのように)かと思いますが、Microsoft EdgeやBraveといったブラウザもChromiumがベースですから、一定の対策は施されていて心配不要。

使い勝手や見た目はほぼGoogle Chromeと同レベルの仕上がりで、Chromeから乗り換えても違和感はほとんどありません

筆者
まぁとりあえずChromeを使っておこうと考えている人。そういう人こそSidekickが常識を覆してくれます。特徴を一気にまとめるのでまずはチェック!

超高速でとにかく快適

Sidekickは、超高速でとにかく快適なブラウザです。

タブを新規で立ち上げるところから、切り替え、整理のしやすさなど「通信環境に依存する」という状態でも、Chromeとは視認できるほど変わります。

複数のウィンドウを開いても軽く、Webライターやディレクターのタブの開きすぎ問題を解決できます。

また、AIが使っていないタブを自動的にサスペンド(スタンバイ状態)にしてくれますから、メモリを節約できて動作緩慢を予防できます。

サスペンドはOFFにできる

メモリ消費を気にしないから開きっぱなしで、すぐにウィンドウを開きたいという人でもサスペンドはOFFにできますので安心です。

また、細かく時間を調整できますし、サイドバーに登録したアプリやドメインごとに個別でも設定できるのもポイント。

細かい部分にまで気配りがあるのも、Sidekickの魅力ですね。

サイドバーにアプリを表示

Sidekickでは、サイドバーに普段から使う頻度の高いアプリやページを配置して表示できます。

Sidekick サイドバー

※筆者が使いはじめたばかりの頃の写真です。

例えば、Gmailやカレンダーに限らず、Shodoのページやスプレッドシート・Googleドキュメントなどを配置できます。

そのほかにも、ブラウザで開いて使っていた便利なツールページも登録できますし、すでに用意されている連携アプリからも選べます

Sidekick サイドバー アプリ

※実際のアプリ追加画面(2022年9月)です。

一つのアプリを登録してしまえば、それぞれにアカウントを入れておけますので、ページ切り替えだけですぐに利用できるのも利点です。

Sidekick サイドバー アカウント

※実際に複数アカウントを登録した画面(2022年9月)です。

セッション機能で複数タブを一元管理

Sidekickには、sessionと呼ばれる複数タブを一つにまとめて一元管理できる機能があります。

例えば、仕事用のsessionはいつも開いているページをまとめて保存できますし、プライベートでよく使うページだけを一気に開くといったこともできます(アカウントも切り替えられる)。

また、ライティング業務の際にクライアントごとに仕事画面を切り替えれば、すぐに執筆環境を用意できて気持ちを切り替えられるのも利点です。

複数のブラウザを開いてアカウントを使い分ける必要はありませんから、ログアウト・ログインに加えてページを開くという無駄な動作を綺麗さっぱりやめられます

筆者
筆者はライティングとコンサルティング、プライベートに加えてデザイン用など常時5〜6つのsessionを用意して使っています。

複数アカウントの切り替え

Sidekickには、各アプリに複数のアカウントを登録し、使うタイミングで切り替えられます。

これまでは、ログアウトしてからパスワードを打ち直して、ログインという面倒な流れがあったはずです。

Sidekickは、こうした面倒な手間を省いてアカウントを管理でき、好きなタイミングで素早くアカウントを切り替えてアプリを利用できます。

筆者
何度もGoogleアカウントを切り替えたり、ログインとログアウトを繰り返している人は意外に時間を失って生産性が下がっていますから、ブラウザだけで解決できるのは嬉しいですね。

プライバシー保護・広告ブロック

オープンソースで作られているにもかかわらず、Sidekickにはプライバシー保護・広告ブロック機能が高い水準で標準搭載されています。

ブラウザの検索履歴・Cookie(クッキー)・パスワードなどの重要なデータは、安全に保管するためローカルデバイス(使っている端末)にだけ保管されますので、クラウドやフォルダーに保管しません。

さらに、Ad blockerと呼ばれる広告ブロック機能が標準でそなえられているので、ブラウジングで鬱陶しい広告を非表示にできます(YouTubeの広告もカット)。

ブロックはホワイトリストで登録すると停止できますし、その機能自体もOFFにしておけますから便利ですね。

こうしたプライバシー保護や広告ブロック機能は、余計な不安や情報漏えいの心配なく使えるという大きな利点を生み出しています。

WebライターにSidekickブラウザをおすすめする理由

Webライター Sidekick おすすめ

Webライター(ディレクターやプロジェクト管理者)に、Sidekickブラウザをおすすめする理由は、以下のとおりです。

  • タブやウィンドウの開きすぎ問題を解決できる
  • スプリットビューが快適性を向上できる
  • 無料プランで十分に使える
  • メモリを節約できる
  • アプリ管理が楽になる
  • 拡張機能やパスワードなどの引き継ぎが簡単
  • あわなければアンインストールだけで済む

タブやウィンドウの開きすぎ問題を解決できる

Sidekickの最大のメリットともいえるのが、タブやウィンドウの開きすぎ問題を解決できることです。

ライティングでは検索して情報を集めるのが一般的ですから、タブは膨大な数になるはずです(ツールも含めるとさらに増えます)。

さらに、タブを開きすぎないようにウィンドウを別で開いて入ると、いつの間にか画面がブラウザまみれに。

Sidekickはサイドバーにアプリやページを保管でき、タブのスペースを必要としませんので、すっきりとした作業環境を作りあげられます。

スプリットビューが快適性を向上できる

Sidekickでは、一つの画面を2分割できるSplit View(スプリットビュー)を使えますから、ライティングの快適性を向上できます。

本来であれば2つの画面を開いて並べてみていた、という人は多いのではないでしょうか。

Sidekickならわざわざ画面を分けて並べてという手間が減りますし、タブがわかれないので管理も簡単です。

また、左右で好みの幅に調整できますから、微調整も簡単でライティングや校閲の用意がすぐできるのも嬉しいですね。

筆者
ただ、2つに分割できるだけですので、何枚も並べたいという希望には応えられません。そうしたときには、Magnetのようなアプリを入れて使うのがおすすめです(有料ですがなかなか優秀です)。

無料プランで十分に使える

Sidekickは、無料プランでも十分に使える性能を残せるのもおすすめする理由の一つです。

ベースがChromiumですからChromeと使い勝手が変わらず、無料で軽い動作のブラウザが使えて、広告もブロック。

さらには、セキュリティリスクも低いので無料で使い続けてもChromeよりは性能が高いからです。

確かに、有料プランと比べて以下の項目が使えないのは非常に痛い問題です。

  • サイドバーの登録アプリは5個まで(こことか)
  • 保管して使用できるアプリは10個まで
  • ワークスペースの複数作成および保管
  • パスワード共有
  • スプリットビュー(Split View)
  • カスタムWebアプリ
  • アプリへの複数アカウント登録(こことか)

ただ、サイドバーにアプリは登録できますし、一定のアプリは開きっぱなしにできますから、ライティングには困りません

また、スプリットビューが使えなくても2画面開いて対応するだけですし、どう考えても動作が軽いのでChromeを使うよりも快適です。

メモリを節約できる

Sidekickは、AIが使っていないタブを自動的にサスペンド(スタンバイ状態)にしてくれて、メモリを節約できます。

「Chromeが重い」というのは、すぐに表示できるようページをメモリを消費して常に開いた状態を保つからです(簡単にいうとですよ)。

サスペンドできれば、読み込みを停止できてメモリを自然に抑えられるので、普段からウィンドウやタブを開く回数の多いWebライターでは顕著にその軽さを体験できるはずです。

筆者
パソコンのスペックが低くていつも重いと悩んでいたときは、ブラウザをSidekickにするだけで解決できる場合もあるのでおすすめの内容に入れました。

アプリ管理が楽になる

Sidekickでは、サイドバーにアプリを内包しておけますので、管理が非常に楽です。

例えば、Webrライターやブロガー、ディレクターとして活躍している場合は、以下のアプリを保存しておくのがおすすめです。

  • Google Search Console(サイト確認)
  • Canva(画像アプリ)
  • Googleドキュメント
  • Googleスプレッドシート
  • 画像検索サイト(圧縮も)
  • WordPressの管理画面 など

もちろんすべて必須ではありませんが、前述したSidekickのスプリットビューを最大限に活かすときに、毎回ショートカットキーを押して開くのが面倒にならないための方法です。

サイドバーで固定して開いておけば、そのまま検索しながらSEOコンテンツを作成できますし、チェックツールと見比べるといったこともできます。

拡張機能やパスワードなどの引き継ぎが簡単

Google Chromeをすでに利用している際には、アカウントから拡張機能やパスワードなどをSidekickへ素早く引き継ぎできます。

調べ直してログインしたり、拡張機能を入れて自分だけのカスタマイズを実現したりするのは本当に面倒ですよね。

Sidekickは、初期設定でブックマークも含めて一気に引き継ぎできますので、インストールしてすぐに使いはじめられるのも地味に嬉しい部分です。

あわなければアンインストールだけで済む

Sidekickを実際に使ってみて、合わなければアンインストールするだけで元の環境に戻せますから、お試しで気軽に使えます。

そもそも、使いはじめるときにクレジットカードの登録もありませんし(支払いすらない)、インストールしてからGoogleアカウントを使って引き継ぎするだけとハードルが低いです。

不安な場合は、Google Chromeを残しておいて、まずは使ってその便利さを体験してみましょう。

Sidekickブラウザのインストール(ダウンロード)方法

Sidekick インストール方法

Sidekick(サイドキック)のインストール(ダウンロード)方法は、以下のとおりです。

  1. 公式サイト」にアクセスする
  2. インストールしたらポップが出現する
  3. MacやWindowsなど環境に合わせてアプリを保存する
  4. 「Continue」を押してアンケートに回答する(ないときもある)
  5. 次に表示されるプライバシー画面で「Sounds good」を押す
  6. Sidekickのアカウントを作成する(GoogleアカウントでOK)
  7. Sidekickを起動して右上の人間アイコンを押す
  8. Googleアカウントから情報をインポートして完了

Windowsの場合はダウンロードした.exeのファイルを起動してインストールしましょう。

Macはダウンロードしたアプリを、アプリケーションフォルダーに移動するだけです。

それぞれ手順がポップアップで表示されますので(丁寧に画像がついていて直感でわかる)、見ながら設定してみてください。

Sidekickは、普段使っているGoogleアカウントから拡張機能やパスワード、ブックマークバーまでインポートできますので、すぐに利用を開始できます。

筆者
公式サイトからダウンロードしてしまえば他のアプリケーションと変わりませんので、そう苦労はないはずです。筆者はすでにインストールしてしまっているので、また別の機器に入れるタイミングで画像を用意する予定(あくまで予定)です!

複数アカウント切り替え設定の使い方

Sidekickでサイドバーに複数アカウントの切り替え設定をする手順は、以下のとおりです。

  1. サイドバーに登録したアプリを右クリックする
  2. 「Add account」を選ぶ
  3. ワークスペースの名前(URL)を入力する
  4. 登録完了

アプリケーションによっては、ワークスペースの名前ではなく、リンクの名前とURLを入力する場合もあります。

Sidekick アカウント切り替え

その際には、お好きな名前と開きたいページURLを貼り付けて登録しましょう。

生産性が下がるSidekickブラウザの弱点(デメリット)

Sidekick デメリット

Sidekick(サイドキック)には、メリットが多いものの生産性が下がる以下の弱点はあります。

  • 日本語に対応していない
  • 日本のサービスに対応していない
  • 1か月で制限がくる

日本語に対応していない

Sidekickは英語で作られており、languageの設定項目はありませんので、日本語に対応していないようです(2022年9月時点)。

とはいえ、直感で使えるように作られているブラウザですから、使う際に困ることはありません。

また、細かい設定も不要ですぐに使いはじめられるので、苦労することもありませんでした。

翻訳ツールは一つ用意しておくと便利

どうしても内容が気になったり、英語を翻訳して内容を読みたかったりする際には、DeepL翻訳ツールを使ってみてください。

やや話が逸れてしまうのですが、Webライターやディレクターに限らず、翻訳ツールは一つ用意しておくとグッと調べるのが楽になります。

無料で使えますし、拡張機能として入れておくといつでも右クリックから呼び出して使えます。

日本のサービスに対応していない

Sidekickでは、日本でリリースされているサービスに対応していないのも一つの弱点です。

例えば、Slackに対応していますが、ChatWorkはページのURLで登録しなくてはならないという形です。

URLで指定してサイドバーに登録すると、「何件かのメッセージがある」といったことを伝える数字のバッジが表示されないのでやや不便です(音はなるので問題ないと思いますが)。

サイドバーから「+」を押してアプリを探しても、見つからない場合は登録したいページを開いて、「Add from Tab」を使いましょう。

モバイルアプリもない

2022年9月時点で、SidekickはMac版とWindows版の2種類だけです。

iOSやAndroidにはインストールできませんので、注意しておきましょう。

また、iPadなら標準でSplit Viewが使えるのでそこまで気にならないのかもしれません。

使用していると制限がくる

Sidekickはインストールしてから1か月の間だけ無料で使えるブラウザなので、使用していると制限がかかります。

全機能を使い続けるためには、Proプランを月払いか年払いで選んで支払う必要があります。

後述しますが、特定の条件を満たすと無料で使えるので、友人・知人が多い人は挑戦してみるのも良いかもしれません。

ちなみに、無料で制限される内容で確認できているのは以下の項目です。

  • サイドバーの登録アプリは5個まで
  • 保管して使用できるアプリは10個まで
  • ワークスペースの複数作成および保管
  • パスワード共有
  • スプリットビュー(Split View)
  • カスタムWebアプリ
  • アプリへの複数アカウント登録
筆者
おすすめしたい機能のほとんどが、無料だと制限されてしまうのが難点ですね。ただ、無料で試してみると費用対効果がどれほどのものか実感できるはずです。

ポップの出現でアプリの呼び出しに待機時間あり

Sidekickは非常に便利なブラウザですが、フリープランを使い続けられるのは1か月までとなっており、その後は月額料金を支払わなければなりません。

それでもフリープランで使い続けられますが、アプリの呼び出しに10秒の待機時間が設定され、そのポップは何度も表示されるといったケースがあるようです(筆者は登録してしまっているので確認できず)。

無料で使い続けるためには、こうした特定の不便を我慢するしかありません。

Sidekickブラウザを月額料金なし(無料)で使う方法

Sidekick 無料

Sidekick(サイドキック)の月額料金を支払わずに無料で使う方法は、「招待特典で条件を満たす」ことです。

本来であれば、月額$8または$12の支払いが毎月発生しますので、日本円(1ドル140円)とすると1,120円(年払いプラン)または1,680円(月払いプラン)です。

Sidekickは招待特典にある以下の条件を満たせば、いつまでも無料で使い続けられるので挑戦してみても良いでしょう。

  • 5人で「1か月の有料プラン」を獲得
  • 10人で「6か月の有料プラン」を獲得
  • 20人で「ずっと有料プランが無料」で使える
筆者
筆者は条件を満たすのが面倒ですし、年払いで契約して使っています。生産性が向上し、仕事のスピードが上がれば十分に元をとれる計算ですから、そこまで金額は気になりませんでした。むしろお得です。

百聞は一見に如かず!Sidekickを使ってみよう

Sidekick(サイドキック)とは、Googleが提供するChromiumと呼ばれるオープンソースを使ったブラウザのことです。

簡単にまとめると、Chromeで不便だった部分を解消して、仕事用にカスタマイズされたブラウザです。

以下の理由から、Webライターからディレクター、仕事を効率化したい人におすすめできます。

  • タブやウィンドウの開きすぎ問題を解決できる
  • スプリットビューが快適性を向上できる
  • 無料プランで十分に使える
  • メモリを節約できる
  • アプリ管理が楽になる
  • 拡張機能やパスワードなどの引き継ぎが簡単
  • あわなければアンインストールだけで済む

Sidekickは無料で有料の機能を1か月間だけ試せて、あわなければアンインストールするだけでリスクはありません(クレジットカードなども不要です)

まずは、生産性に特化して設計されたブラウザの快適さを一度体験してみてはいかがでしょうか。

Profile

吉田
吉田起業家
PM・アドバイザリー・Gasツール制作などに携わる器用貧乏で残念な人。独学フリーランスとしてSEO業界へ入り、頭皮にダメージを受けて髪の毛を失いながら経験を積む。今後も仕組み化や自動化により、効率よく進めてきたノウハウをブログやサービスで提供し続けるのがモットー。