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【基本】スプレッドシートのGAS(Google Apps Script)の始め方・開き方

  • 更新日:2022/11/17
  • GAS
スプレッドシート GAS

スプレッドシートのGAS(Google Apps Script)を使いたいけど、どのように始めたら良いのかわからないという人がまだまだ多くいるはずです。

そこで今回は、GASの使い方からテストプログラムの起動方法、初回の承認について解説します。

GASを作るうえで避けては通れない工程ですから、画像付きの手順を見ながら実際に試してみてください。

GoogleスプレッドシートのGAS(Google Apps Script)とは

スプレッドシート GAS とは

GoogleスプレッドシートのGAS(Google Apps Script)とは、Googleが提供する誰でも使えるプログラム(言語・開発プラットフォーム)のことです。

Googleアカウントがあれば誰でも利用できますし、難しいコードを覚える必要はなく、使えるものをコピーして貼り付けるだけでも十分に活用できます。

昨今では、RPAや自動化を求められることが多くありますが、スプレッドシートも同様にプログラムコードを記述すると一定のレベルで実現できる手段となります。

ネットにも多くの情報があり、コピーして貼り付けるだけでも使えるといったことが多くあり、学んだことがない人でも扱いやすさがあります。

GAS(Google Apps Script)の注意点

誰でも使えるGASですが、以下の制限があることに注意しておきましょう。

  • プログラムによっては権限や別のアカウントが必要になる
  • プログラムは6分以内に完了する必要がある
  • コピペだけでは動かないことがある

GASで実行できるプログラムは、6分を超えると強制的に終了してしまいます。

また、プログラムの内容によっては特定の権限(シート等)であったり、アカウント(Twitterやインスタグラムなど)側からの承認コードを求められたりするものがあります。

そのほかにも、呼び出しできる回数が決められているもの、レスポンスのサイズが決まっているものなど多岐に渡りますが、本記事では触れません(別記事で掲載予定です)。

こうした背景から、コピペだけでは使えないケースがあるため、簡単なもの以外は専門的な知識を持つ人への依頼をおすすめします。

「このような動作でこうした機能が欲しい」などのご依頼はいつでも受け付けているため、不安でしたらぜひお問い合わせください。

【画像付き】GoogleスプレッドシートのGASの始め方

それでは、GoogleスプレッドシートでGAS(Google Apps Script)を使ってみましょう

まず、Googleアカウントを用意し、スプレッドシートを開きます。

今回は初回ということで、あえて空白のスプレッドシートを作成しますが、いつも使っているシートでも構いません。

スプレッドシート GAS 1

スプレッドシートを開いたら、名前をつけておきます。

スプレッドシート GAS 2

次に、Googleスプレッドシートのツールバーにある「拡張機能」を選びます。

スプレッドシート GAS 3

拡張機能を押すと開くメニューから、「Apps Script」を選ぶと、別ウィンドウが開くはずです。

※ここでおそらく固まってしまって動かない人が多くいるはずです。その際には、Apps Scriptのページを閉じてから、再度同じ手順で開き直すと問題が解消します。

スプレッドシート GAS 4

Apps Scriptのページを開いたら、無題のプロジェクト部分を選択し、名前をつけましょう(何にしてもOKです)。

ここまでたどり着いたら、あとはプログラムを記述するだけです。

すべて選択し、以下をコピーして貼り付けて、保存ボタンを押すか「Ctrl+S(⌘+S)」でセーブします(場合によっては時間がかかります)。

function myFunction() {
  var test = "test"
  Logger.log(test)
}

スプレッドシート GAS 5

その後、実行を押して実際に動作するかを確認してみてください。おそらく以下の実行ログを確認できるはずです。

スプレッドシート GAS 6

なお、「不明なエラーが発生しました。しばらくしてからもう一度お試しください。」と出た場合は、画面を更新して再度試しましょう。

GASの初回起動(実行)時は承認が必要

スプレッドシート GAS 初回承認

GoogleスプレッドシートのGAS(Google Apps Script)は、初回起動時に承認が必要なケースがあります(本記事で紹介しているテストのプログラムでは不要)。

以下の手順で承認を済ませて、動かせる状態にしましょう。

スプレッドシート GAS 続行

続行を選択して、承認画面が表示されるまで待ちます。

スプレッドシート GAS アカウント選択

アカウントを選択します(画面は「校正・校閲支援」となっていますが、実際にはスクリプトにつけた名前が表示)。

スプレッドシート GAS 詳細

詳細を選んで内容を確認します(自ら作ったプログラムならアカウントへの影響はありません)。

なお、他人が作った内容が理解できないものは、何かしらの影響がある可能性を捨てきれないので記述されたプログラムコードをよく読んでから使用しましょう。

スプレッドシート GAS 安全ではないページ

安全ではないページに移動を選択し、内容を確認します。

スプレッドシート GAS 内容

画像では、ドライブとドキュメントを操作するプログラムでしたので、問題がないかの確認が行われています。

スプレッドシート GAS 許可

許可を選ぶと、初回起動時の承認は「完了」です。プログラムが動きだすか、またはもう一度実行すると正常に動作します。

プログラムに与える権限が変わると、また許可を求めるポップアップが表示されることがありますので、同様の手順で許可すると実行できる環境を整えられます。

GoogleスプレッドシートのGASで実行できることの例

スプレッドシート GAS 例

GoogleスプレッドシートのGAS(Google Apps Script)を使って、実行できることの例は以下のとおりです。

  • 更新の通知
  • Gmailの送信
  • カレンダーの登録・編集
  • フォームの自動作成
  • 検索と置換
  • データの整理や分析
  • Twitterの抜き出し
  • スクレイピング など

5分以内という制限があるものの、様々なことを実現できるのがGASの強みですから、色々と試してみましょう。

慣れたらGASでオリジナルのプログラムを作ろう

スプレッドシート GAS オリジナル

GoogleスプレッドシートのGAS(Google Apps Script)の使い方に慣れたら、オリジナルのプログラムを作ってみるのも良いかもしれません。

スプレッドシートにあるセルの値を置換したり、編集後にChatWorkやSlackに通知したりする使い方もできます。

また、できればすぐに完成させて何か自動化したいということがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

筆者が販売しているGoogle Apps Scriptツールの一覧は「こちら

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吉田
吉田起業家
PM・アドバイザリー・Gasツール制作などに携わる器用貧乏で残念な人。独学フリーランスとしてSEO業界へ入り、頭皮にダメージを受けて髪の毛を失いながら経験を積む。今後も仕組み化や自動化により、効率よく進めてきたノウハウをブログやサービスで提供し続けるのがモットー。