【有料・無料を比較】文章の誤字脱字チェックツール(サイト)6選
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「あの時の誤字脱字、見落とさなければ…」
「もっと効率的に文章校正を行いたい」
とお悩みではないでしょうか。
誤字脱字チェックツールを活用することで、これらの問題を解決できます。
しかし、ツールによって精度や価格は様々なものです。場合によっては、『無料ツールだけでは不十分』もしくは『有料だからといって必ずしも良いわけではない』も…。
そこで本記事では、様々な誤字脱字チェックツールの違いと比較ポイントを解説します。
誤字脱字を減らしたい場合は、AIライティングツールに頼ってみるのも1つの方法です。筆者がリリースから今に至るまで手放さずに使っているツールをぜひ体験してみてください。
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文章の誤字脱字チェックツールの違い
無料と有料の誤字脱字チェックツールの違いは、以下のとおりです。
- 校正の精度
- 付加価値(音声読み上げや校正補助など)
- セキュリティ
校正の精度
誤字脱字チェックツールの最も基本的な機能は、もちろん校正の精度です。
有料のツールのほうが、AI校正やJTF基準など多くのチェック項目を備えており、精度は高い傾向があります。
また、誤字脱字のチェックに限らず、読み上げ機能といったミスを減らす工夫や、WordPressへの下書き入稿などの付加価値がついてくるのも特徴です。
一方で、専門用語や固有名詞に強いツール、日常用語に特化したツールなど、用途に応じて選択することが重要です。
付加価値(音声読み上げや校正補助など)
多くのチェックツールは、単に誤字脱字を指摘するだけでなく、付加価値を提供します。
例えば、文章を音声で読み上げる機能を持つツールは、聞きながらの校正が可能で、別の角度からのチェックが行えます。
また、文体や一貫性を分析する校正補助機能を持つツールもあり、さらに高度な文章の質を追求できるでしょう。
セキュリティ
ビジネス文書においては、セキュリティも重要な要素です。
校正を行う際には、機密情報が外部に漏れないように、セキュリティ対策が施されているツールを選ぶ必要があります。
データの暗号化やサーバーの安全性、利用規約におけるプライバシーポリシーなど、安心して使用できるツールを選択しましょう。
ただ、無料のツールが使えないというわけではなく、組み合わせれば一定の精度は確保できます。
校正の精度を高めたり、何度もテキストを貼り付けしたりする手間を減らせて、付加価値まで利用できるのが有料ツールの魅力でしょう。
誤字脱字チェックツールの比較ポイント
誤字脱字チェックツールを比較したポイントは、以下のとおりです。
- 誤字脱字チェックの精度
- ツールの価格
誤字脱字チェックの精度
誤字脱字チェックツールの精度を確かめるために、以下のダミーテキストで調査しました。
誤字脱字テストで、どれだけのエラーをチェックできたのかを数値化し、比較しています。
実際に書いたテキストを使ってもよいですが、形や用法が間違っている字である「誤字」と、書き落としや抜け落ちがある「脱字」を対象にチェックできるようダミーテキストを用いています。
ツールの価格
誤字脱字チェックツールは無料から有料まで種類が豊富ですから、以下の3つにわけています。
- 無料+有料のランキング
- 無料ツールの比較
- 有料ツールの比較
いずれも実際に導入し、Webライターおよびディレクターとして使ってきたものばかりです。
そのなかで使いわけをしたり、ライティング技術が高まるにつれて使わなくなったりしたツールもあります。
前置きが長くなりましたが、ここから誤字脱字チェックツールのランキングを紹介します。
個人的におすすめなのは、有料だと文賢とShodo、無料だとEnno(エンノ)です。
文章の誤字脱字チェックツールランキング5選
無料から有料の誤字脱字チェックツールを、独自の簡単なランキング形式で紹介します。
順位 | ツール名 | 価格 | 初期費用 | 文字数制限 | セキュリティ | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 文賢(ブンケン) | 2,178円 | 11,880円 | 30,000文字 | ○ | 【文賢】 |
2 | Shodo(ショドー) | 1,000円 | なし | 42,000文字 | ○ | 【Shodo】 |
3 | Enno(エンノ) | 無料 | なし | 約14,000文字 | ○ | 【Enno】 |
4 | プレスリリース校正ツール | 無料 | なし | 20000文字以上 | △ | 【プレスリリース校正ツール】 |
5 | テキスト処理ツール | 無料 | なし | 10,000文字まで | △ | 【テキスト処理ツール 】 |
※この表はスクロールできます。
誤字脱字チェックに加えて、文章力の向上が目的の場合、推敲や表現のアドバイスまで表示される文賢がおすすめです。
Shodoには、「推敲+表現のアドバイス」はありませんが、チェックツールやコンテンツ管理ツール、テキストエディターとしては非常に優秀です。
無料で使える誤字脱字チェックツールは、Ennoとプレスリリース校正ツールを組み合わせるのがおすすめです。
それでは、ここから無料・有料・スマホアプリ(おまけ)の3つにわけて比較しますので、参考にしてください。
【無料】文章の誤字脱字チェックツール3選の比較表
まず、無料の誤字脱字チェックツールを、すべて実際に使って比較しました。
ツールという性質上、WordやGoogleドキュメントなどのテキストエディターは含めていません。
無料のなかで優秀なのは、別のツールとチェックの視点が異なり組み合わせて使えるEnno(エンノ)です。
ツール名 | Enno(エンノ) | PRUV(プルーフ) | Yahoo! JAPANの 校正支援ツール |
---|---|---|---|
文字数制限 | 約14,000文字 | 300文字 月額550円(税込)で50000文字 |
20,000文字以上 |
誤字脱字テスト | 5件 | 14件 | 12件 |
動作環境 | ブラウザ | ブラウザ | ブラウザ |
トライアル | 説明会に参加後に4日間 | 14日間 | なし |
セキュリティ | ・SSL暗号化 ・入力データの保存なし |
・SSL暗号化 ・単語のみ記録 |
・SSL暗号化 ・Yahoo!側で処理 |
※この表はスクロールできます。
※ 「Yahoo! JAPANが提供するAPI」ツールは1つにまとめています(作られたツールの精度は変わらないため)
※「Tomarigi」は除外しています(Windows 7が動作対象で古いため)
※「リライトマーカー」は除外しています(注意語句をハイライトするだけのため)
なお、Googleドキュメントの誤字脱字チェックについては、以下の記事でまとめています。
Enno(エンノ)
Enno(エンノ)は、日本語エラーを検知する誤字脱字チェックツールです。
以下のチェック項目で、貼り付けられたテキストを確認でき、セキュリティについても配慮されています。
- 日本語のタイポ
- スペースのエラー
- 誤字脱字
- 変換ミス
- 入力後の編集ミス
- 文字化け
文字数の制限はA4で10ページほどなので、1行の文字数を40文字、可能な行は36行とすると「1,440×10=14,400文字」まで利用できる計算です。
Ennoは、余計な空白や明確な誤字脱字エラーを検知する能力には優れていますが、日本語特有の難しい文法の指摘はほとんどありません。
ツール名 | Enno(エンノ) |
---|---|
価格 | 無料 |
文字数制限 | 約14,000文字 |
セキュリティ | SSL暗号化 入力データの保存なし |
公式サイト | http://enno.jp/ |
PRUV(プルーフ)
PRUV(プルーフ)は、形態素解析(意味のある最小の単位に分解、そこから意味や品詞など判別)を使った誤字脱字のチェックツールです。
以下のチェック項目で、貼り付けられたテキストを確認できますが、セキュリティについては単語のみを抜き出して登録する仕様から不安は残ります。
- 熟語・外来語・句読点のエラー
- 慣用表現のエラー
- 呼応表現のエラー
- ら・さ・い抜き言葉
- 同音語の誤り
- 二重敬語 など
文字数の制限は300文字(有料登録で50,000文字まで制限の緩和)で、メール文章のチェックに使える程度です。
入力されたテキストの誤字脱字のチェック精度はそこそこありますが、やはり単語の登録と文字数制限で使い勝手は悪かったです。
ツール名 | PRUV(プルーフ) |
---|---|
価格 | 無料 |
文字数制限 | 300文字 月額(30日間)550円(税込)で50000文字 |
セキュリティ | SSL暗号化 単語のみ記録 |
公式サイト | https://pruv.jp/ |
Yahoo! JAPANの校正支援ツール
Yahoo! JAPANの校正支援ツールは、テキスト解析を用いた誤字脱字チェックツールです。
無償で使えるAPIを使って作られており、そのサービスを構築した人によって付加価値をつけている場合があります。
ただ、チェックの精度はほぼ同じなので、以下をまとめて紹介する形としました。
プレスリリース校正ツール | 20000文字以上 | https://www.value-press.com/proofreader/ |
日本語校正サポート | 2022年7月時点でエラーが発生し使えない | http://www.kiji-check.com/ |
テキスト処理ツール | 10,000文字まで | https://so-zou.jp/web-app/text/proofreading/ |
Konisimple Tools | 2022年7月時点でエラーが発生し使えない | https://tool.konisimple.net/text/bunsho_kousei |
チョイミテーナ (有料) |
5,000文字まで | https://choimitena.com/Nihongo/Check |
※この表はスクロールできます。
使いやすさだけで考えると、プレスリリース校正ツールとテキスト処理ツールが利用候補です。
Yahoo! JAPANの校正支援ツールに入力した情報は、Yahoo!側で処理されるためセキュリティについては一定の配慮があると考えられます。
主なチェック項目は以下のものがありました。
- 日本語形態素解析
- かな漢字変換
- ルビ振り
- 校正支援
- 日本語係り受け解析
- キーフレーズ抽出
誤字脱字よりも形態素解析によって、使われている漢字に不備がないか、助詞が不足していないかのチェックがメインです。
明確な誤字(です。。ですです。など)には対応しておらず、より日本語の言い回しの違和感を解消するために利用できます。
【有料】文章の誤字脱字チェックツール3選の比較表
有料の誤字脱字チェックツールを、すべて実際に使って比較しました。
どちらも優秀な誤字脱字チェックツールですので、導入の目的で選ぶのがおすすめです。
ツール名 | 文賢(ブンケン) | Shodo(ショドー) | ATOKクラウドチェッカー |
---|---|---|---|
価格 | 2,178円 | 1,000円 | 660円 |
初期費用 | 11,880円 | なし | なし |
文字数制限 | 30,000文字 | 42,000文字 | 不明 |
誤字脱字テスト | 15件 | 25件 | 不明 |
動作環境 | ブラウザ (データの保存はPC上) |
ブラウザ | ブラウザ |
トライアル | 説明会に参加後に4日間 | 14日間 | なし |
セキュリティ | ・国際基準の環境構築 ・SSL暗号化 ・セキュリティに定評のある大手クラウドサービス利用 |
・データベース暗号化 ・SSL暗号化 ・2段階認証 |
・学習履歴は安全に保存 ・カーナビやゲーム機などでの採用実績あり ・SSL暗号化 |
※この表はスクロールできます。
誤字脱字テストでは、文賢よりShodoのほうが指摘数は多いですが、文章表現(言い換え)という付加価値やその方向性が異なります。
利用目的 | おすすめツール |
---|---|
文章のチェックや推敲(個人向け) | 文賢 |
AI校正や他人との共有(個人・チーム向け) | Shodo |
誤字脱字ツールを試したい | 無料ツール全般 |
それぞれのツールの詳細を紹介するので、参考にしてください。
文賢(ブンケン)
文賢(ブンケン)は、文章チェックや推敲に特化した誤字脱字チェックツールです。
校閲・推敲にわけられたチェック項目で確認し、文章表現の代替案まで提案してくれます。
- 誤字脱字
- 固有名詞や誤用
- 重複表現
- 不快語や誤変換しやすい言葉 など
※チェック項目が多く紹介しきれないのである程度は割愛しています
文字数制限は30,000文字と緩く、どのツールにもない「文章表現」や「言い回し」を3,500以上のライブラリから見つけてくれてよりよく仕上げる工夫が凝らされています。
文章チェックツールの代表格ですが、初期費用がかかる・お試し利用には説明会への参加が必要と「ハードルが高い」のも特徴です。
ツール名 | 文賢(ブンケン) |
---|---|
価格 | 2,178円 初期費用:11,880円 |
文字数制限 | 30,000文字 |
セキュリティ | 国際基準の環境構築 SSL暗号化 セキュリティに定評のある大手クラウドサービス利用 |
Shodo(ショドー)
Shodo(ショドー)は、AI校正に記事レビューや管理機能が備えられた誤字脱字チェックツールです。
以下のチェック項目に加えて、BERTと呼ばれる技術を用いたAIや自然言語処理によるチェックを受けられます。
- 日本語のタイポ
- 用語や言葉のチェック
- 日本語の文のチェック
- 書式の修正機能 など
※チェック項目が多く紹介しきれないのである程度は割愛しています
定期的にアップデートが実施され、セキュリティについても厳重であることが公式サイトで明記されています。
無料版では1,800文字(厳密には1,799文字)までチェックできて、長文を作成する機会がなければ十分にそのまま利用できます。
有料プランに登録すると文字数制限が42,000文字まで緩和され、校正のルールをさらに細かく追加してチェックできるのもポイントです。
ツール名 | Shodo(ショドー) |
---|---|
価格 | 1,000円 |
文字数制限 | 42,000文字 |
セキュリティ | データベース暗号化 2段階認証 SSL暗号化 |
おまけ:ATOKクラウドチェッカー
ATOKクラウドチェッカーは、日本語処理技術を使って作られた誤字脱字チェックツールです。
独自のディープラーニングシステムを用いて精度を高め、セキュリティとプライバシーも安心できる水準で確保しています。
また、WindowsからMac、AndroidやiOSまでマルチデバイスに対応し、好きな環境で高性能な文章チェックを利用できます。
以下のチェック項目に加えて、シンプルな設定からすぐに導入できるため初心者におすすめといえます。
- 誤字脱字
- 日本語の誤りや表記ゆれ
- ビジネス・公用文チェック など
※チェック項目が多く紹介しきれないのである程度は割愛しています
利用のためにはプレミアム(660円:税込)の登録が必要で、お得な年間プランが用意されています。
まだ誤字脱字チェックツールを使ったことがない人でも、入門として導入しやすい価格帯です。
ツール名 | ATOKクラウドチェッカー |
---|---|
価格 | 660円 |
文字数制限 | 不明 |
セキュリティ | 学習履歴は安全に保存 カーナビやゲーム機などでの採用実績あり SSL暗号化 |
おまけ:その他の誤字脱字チェックアプリやツール
おまけとして、誤字脱字チェックとして使えるスマホアプリと、買い切り(落としきり)のツールを紹介します。
- スマホアプリ「idraft by goo」
- 買い切りの誤字脱字チェックツール
スマホアプリ「idraft by goo」
スマホで使える誤字脱字チェックアプリは、「idraft by goo」がおすすめです。
無料版でも十分に利用でき、文字検索から置換機能まで備えられています。
「idraft by goo」は、goo辞書を作った企業が提供するテキストエディターで、辞書で文章を調べながら執筆できます。
言い換えや別の表現、誤字脱字(ら抜き言葉、重複表現など)をチェックできる機能がワンタップで利用できます。
無料で使い続けられますが、月額480円(gooストア決済なら420円)の有料プランでは、以下の機能が利用できてさらに利便性を高められるのが利点です。
- PC版での利用
- 端末代数無制限(無料は2台まで)
- 辞書の広告非表示
- フォルダー上限が1万件(無料は1,000件まで)
- 文字の置換機能
- 辞書検索の詳細設定
- フォルダーの順序入れ替え
- 下書きの順序入れ替え
- クラウドの下書きバックアップ(アプリ版のみ)
買い切りの誤字脱字チェックツール
誤字脱字チェックツールは、買い切りで使えるものも存在します。
- ATOK
- Just Right!6 Pro
- Press Term
パッケージの落とし切りで追加費用はかかりませんが、専用のアプリケーションを開いて使うため使い勝手がやや悪くなります。
また、アップデートに対応していなかったり、買い切りで一気に高額な費用を払わなければならずおすすめしません。
買い切りの誤字脱字チェックツールが気になる人は、それぞれのサイトをチェックしてみましょう。
有料の誤字脱字チェックツールをおすすめする理由
有料の誤字脱字チェックツールは、費用がかかるので導入したくない人も多くいるはずです。
ただ、以下の理由で利用を強くおすすめしています。
- 金額に見合った精度が得られる
- 付加価値に便利なものがそろっている
- 誤字脱字チェックを効率化・時短できる
金額に見合った精度が得られる
有料の誤字脱字チェックツールは、初期費用や月額の支払いが発生する代わりに、それに見合った校正の精度が得られます。
誤字脱字チェック(タイポや送り仮名など)に限らず、類語のミスやら抜き言葉などのミスまで対応していたり、敬語の確認までできたりします。
フリーランスのWebライターとして活動している人の場合は、ミスを減らせてクライアントからの信頼を得られることもあるでしょう(実際に継続の基準や品質を決める指針に入っていたりするため)。
有料の誤字脱字チェックツールにかかる費用は、その精度や付加価値によってむしろお得なケースが多くあります。
なかでも、文賢やShodoは非常にコスパのよいツールですから、ぜひ検討してください。
付加価値に便利なものがそろっている
誤字脱字ツールは、その付加価値として便利な機能を備えているケースがほとんどです。
たとえば、有料ツールの文賢やShodoだと、無料ツールにはない以下の機能が使えます。
AI校正 | AI校正 |
最終チェックリスト | 記事レビューと管理 |
漢字の使用率 | 文章分析(漢字使用率含む) |
音声読み上げ | Slack連携 |
文字数カウント | 文字数カウント |
ダークテーマ | 記事ステータス管理 |
明朝モード | 校正ルール設定 |
指摘コメント付き印刷 | 記事のレビューと管理 |
カスタム辞書 | カスタム辞書 |
Google Chrome拡張機能 | Google Chrome拡張機能 |
無料ツールは誤字脱字をみつけたり、使い方に不備のある用語を指摘したりするシンプルな機能がメインです。
文賢やShodoのような有料ツールは、誤字脱字チェック以外の機能によって利便性の向上が図られているのが大きな違いともいえます。
誤字脱字チェックを効率化・時短できる
誤字脱字チェックを効率化・時短できるのもツールをおすすめする理由です。
ここで大切にしてほしいのが、ツールにかかる費用はそれを利用するために支払うものではないということです。
1日に3本のチェックがあった→1時間30分を月額で買った 1か月(20日間は稼働)で「30時間」を削減できた→30時間を月額で買った |
1か月に4,000文字のテキストを「1本だけ」チェック→月額は2,000円 1か月に4,000文字のテキストを「10本」チェック→月額は200円 |
たとえば、1記事(4,000文字)の誤字脱字チェックにかかる時間が1時間、ツールを使うと時間を半分の30分まで削減できるとします。
この場合、1日に3本のチェックがあった場合は1時間30分もの時短が実現する計算です。
そして、1か月(20日間は稼働)するなら「30時間」は削減できますから、1日分以上の自由に使える時間を増やせるわけです。
効率化できて開いた時間は、さらに収益を増やすために使えますし、ツールを使うほど費用対効果が高まります。
また、テキストのチェック回数によってもその費用の考え方が変わる場合もあるでしょう。
あくまでも単純な計算上ですが、筆者はこの方法で月収を伸ばしていました。
そのほかにも、人によって異なりますが以下のメリットもあるので、費用対効果を考えて導入しましょう。
- 誤字脱字を減らして評価を高められる
- 何度も修正する手間を減らして効率化できる
- そのほかに使う時間を確保できる など
誤字脱字をチェックする方法とコツ
誤字脱字をチェックする方法とコツは、以下のとおりです。
- 半日から1日はあける
- 間違っている前提でチェックする
- 紙に印刷して読みなおす
- 第三者にチェックしてもらう
- 声に出して読んでみる
- ツールを使って校正する
- 間違いを繰り返さない仕組みを作る
- 根本の原因を取り除く
文章の誤字脱字を完全になくすことはできません(複数回のうち、どこかでミスは出るものです)。
このブログも時間を空けて読み直したら日本語がおかしかった、ということがよくあります。
誤字脱字のチェック方法やコツについて詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
文章の誤字脱字チェックツールを使って仕事を効率化
誤字脱字チェックツールは、無料から有料まで多くの種類があります。
いずれも、複数の誤字脱字を指摘してくれますが、オールインワンで解決できるほど日本語は簡単ではありません。
そのため、筆者も文賢+Shodo+Ennoというツールに加えて、Googleドキュメントやスプレッドシートの置換プログラムを活用しています。
すぐに誤字脱字は減らせませんが、ヒューマンエラーを少しでも減らせるようこの記事をぜひ活用してください。